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自動車整備用リフトの導入について

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自動車整備用リフトは、車両の底面やタイヤ、サスペンションなどの整備作業を効率的に行うために使用される重要な設備です。リフトがあることで、車両を持ち上げて作業スペースを確保し、作業のしやすさや安全性を向上させることができます。ここでは、リフトの種類や特徴、導入時に利用できる補助金について詳しく紹介します。

主な自動車整備用リフトの種類

2柱リフト(門型2柱リフト・2柱リフト)

2柱リフトは、名前の通り左右に1本ずつの柱を使って車体を持ち上げるリフトで、最も一般的に使用されているタイプのリフトです。油圧システムとチェーンを組み合わせた構造により、安定した持ち上げが可能で、特にコストを抑えて導入できるため、多くの整備工場で採用されています。中古市場でも豊富に取り扱われており、予算に応じた選択肢が広がります。

2柱リフトには「門型2柱リフト」というタイプがあり、リフトの構造によって作業環境が異なるため、それぞれの特徴を理解して選ぶことが重要です。

門型2柱リフト

門型2柱リフトは、左右の柱を繋ぐチェーンが上部に設置されているため、柱の間の床がフラットになっており、作業スペースが広く確保できます。床面がフラットであることにより、作業員が車両の下で自由に動き回ることができ、キャスター付きの工具を使用する際にも便利です。また、設置時にはアンカーボルトで地面に固定するため、簡単に設置できる点も特徴です。

ただし、門型2柱リフトを設置するためには、天井高が最低でも4メートル以上必要です。工場内の天井が低い場合は導入できないことがあるため、事前に天井高の確認が重要です。

2柱リフト

標準的な2柱リフトは、左右の柱の間にチェーンが設置され、地面に埋設されているタイプです。天井が低い工場でも設置が可能で、柱の高さに制限が少ない点が利点です。門型と比べて導入コストも抑えられるため、整備工場に広く普及しています。

ただし、チェーンが床にあるため、その部分に段差ができ、作業時にキャスター付きの工具を使用しにくい点がデメリットです。埋設型の場合は、設置に伴う工事費用が追加でかかることも考慮しておきましょう。

4柱リフト

4柱リフトは、4本の柱で車両を支えるリフトであり、特に大型車両や長時間の作業に適しています。タイヤを載せるプレートが設置され、車両全体を安定させて持ち上げることができます。高い安定性により、車両が大きくても安全にリフトアップできるため、特にトラックなどの重い車両の整備に利用されます。

しかし、4柱リフトは2柱リフトに比べて設置スペースが必要で、設置コストも高くなる点がデメリットです。また、プレートが車両の底面の一部を隠すため、底面の整備には不向きな場合もあります。

パンタ式リフト・シザー式リフト

パンタ式リフト(シザー式リフト)は、地面に埋め込まれたジャッキを使い、車両を持ち上げるタイプのリフトです。使用しないときはジャッキがフラットになり、床面が完全に平らになるため、リフトを使用しない時間帯には他の作業スペースとしても活用できます。車両の下部にスペースを確保できるため、整備の自由度が高いのが特徴です。

ただし、設置にはコンクリートにジャッキを埋め込む工事が必要で、初期コストが高くなることが一般的です。また、製品によっては高額になることがあり、予算計画をしっかりと立てておく必要があります。

自動車整備用リフトの導入に使える補助金

自動車整備用リフトを導入する際、設備費用を補助するさまざまな補助金を利用することができます。ここでは、代表的な補助金について紹介します。

ものづくり補助金(令和5年度補正予算の公募は終了)

「ものづくり補助金」は、中小企業や小規模事業者が生産プロセスの改善や革新的サービスの開発を行うために、必要な設備やシステムの導入にかかる費用の一部を補助する制度です。新たな整備機械やリフトの導入に利用することができ、整備工場の設備を最新のものにアップデートしたい場合に有効です。

補助金の申請はオンラインで行われ、事前に「GビズIDプライムアカウント」を取得する必要があります。18次申請は2024年3月27日で締め切られましたが、今後の募集については公式サイトで確認できます。

参照元:ものづくり補助金総合サイト(https://portal.monodukuri-hojo.jp/)

小規模事業者持続化補助金

「小規模事業者持続化補助金」は、販路開拓や生産性向上を目的とした小規模事業者向けの補助金で、設備導入にも利用できます。自動車整備用リフトの導入も補助対象で、通常枠では経費の3分の2、上限50万円が補助されます。これにより、設備投資の負担を軽減することが可能です。

なお、小規模事業者持続化補助金は2024年9月現在、第16回公募(交付決定予定:2024年8月頃~事業実施期限:11月4日)の受付が終了しており、今後については公式サイトの情報をご確認ください。

参照元:商工会議所地区小規模事業者持続化補助金(https://s23.jizokukahojokin.info/jizokukahojokin.php)

事業再構築補助金

「事業再構築補助金」は過去から今後のいずれか10年の間で、市場規模の10%以上の縮小が懸念されている業種・業態などに対して、企業としての成長や経営課題の改善に向けた取り組みにかかる費用の一部を補助するものです。

自動車整備業も補助対象業種に含まれており、リフト導入にも活用できます。成長分野進出枠では、従業員数に応じて最大7,000万円までの補助が可能で、新たな整備技術や機械を導入する際に活用できます。

また、これまで中古車販売業を営んでいた企業が、今後を見据えて新たに自動車整備業へ転換するといった際の設備導入なども補助対象になることがポイントです。

参照元:事業再構築補助金(https://jigyou-saikouchiku.go.jp/)

まとめ

自動車整備用リフトは、整備作業の効率化と安全性を高める重要な設備です。2柱リフトや4柱リフト、パンタ式リフトなど、さまざまな種類があり、整備工場の規模や作業内容に応じて選ぶ必要があります。

リフト導入には補助金を活用することで、初期コストを抑えることが可能です。自社に合ったリフトを選び、補助金を上手に活用して設備投資を進めていきましょう。

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