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自動車整備工場を居抜き物件で開業する
メリット・デメリット

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メリット・デメリット
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居抜き物件での開業

居抜き物件で自動車整備工場を開業する方も増えているようです。居抜き物件で開業するメリットやデメリットとポイントを解説します。

居抜き物件で開業するメリット

建築にかかる初期費用をカットできる

整備工場を建築しなくて済むため、初期費用を節約できます。廃業や移転で設備はそのまま残っているのが居抜き物件の特徴です。そのまま使えるなら新しい設備の購入費用も大きく節約できます。設備と建築費を節約できるのは大きなメリットです。

ただし、注意点があります。居抜き物件に残っている設備は中古です。建物も新築ではありません。買い替えやリフォームが必要になります。また、自分の自動車整備工場なら使い勝手の良いものにしたいのは当然。前のオーナーとセンスやビジョンが違えば使いにくいものになります。結果、やはり買い替えやリフォームが程度の差はあれど必要になるのです。ですが、整備工場をいちから建築するよりは安く済むでしょう。

自動車整備工場が完成するまでの時間が短い

自動車整備工場を建てる時間を短縮し、開業を早められます。居抜き以前も自動車工場の物件なら、営業許可を取得するのはそう難しいことでは無いでしょう。資金繰りやキャッシュフローの面でも居抜きにはメリットがあります。

ただ物件の状況や、以前に自動車整備工場を経営されていた方の手続き状況次第だと一部で手続きが発生するかもしれません。改修も必要なケースも出てきます。それでもいちから建てるよりは、開業まではスピーディーに進むでしょう。

居抜き物件で開業するデメリット

近隣から騒音クレームが来る可能性がある

自動車整備工場ですから大型機器を動かします。エンジン音や修理作業による振動や騒音が発生。居抜き以前も自動車工場をやっていた物件で近所との関係が悪かった場合、続けてクレームが寄せられる可能性は十分あります。

近隣住民との関係性が悪い状態で強引に営業を続けても大きなトラブルに発展しかねません。防ぐには開業前に近隣住民とコミュニケーションが必要です。開業前にリサーチをしておくことも有用でしょう。以前のオーナーと近隣住民が騒音トラブルで揉めていたなら、開業してもすぐに厳しい状況になるかもしれません。

「居抜きだからお得」という面だけを見ていると落とし穴が待っています。開業して経営していくことも見据えて、近隣住民と揉めそうにないかしっかりとリサーチしましょう。

設備・内装のリフォームが必要になる

前のオーナーが残した設備や内装は利用できますが、問題は古すぎたり、故障していたりするケースです。設備は投資をケチると大事故につながりかねません。事故を防ぐためにリフォームをしましょう。建物が古いと新しいサービスに取り組もうとしても、レイアウトや設備が対応できないケースもあります。

また、安全性や環境基準を満たしていないのも問題です。工場内があからさまに古い、ボロボロだと、新規顧客が不安がる可能性もあります。そのため、ビジネスチャンスを逃すきっかけにりかねません。そのため、内装だけではなく、外観まで現代的にしたい、おしゃれにしたいという欲求が出てくることもあります。

居抜きは初期費用が節約できるというメリットもありますが、整備工場として押さえるべきポイントは避けられません。そのため、居抜きを選ぶなら設備や内装のリフォームもある程度考えた上で探したほうが良いでしょう。

リフォームする際のポイント

設備が導入できるか

最新設備が導入できるかチェックしてみてください。自動車整備用の移動式リフトやEV充電設備、スキャンツールなどの設備は入るでしょうか?自動車整備用移動式リフトがあれば、下回りの整備ができる場所は限定されます。移動式リフトなら工場内なら整備ができるため自由度が高くなるのです。

EV充電設備があればEVの自動車ユーザーが常連になってくれる可能性があります。定期点検での利用が期待できるのです。特定整備の実施では、特定整備用の設備導入できないと認証工場にはなれません。

居抜きの場合、工場の規模・レイアウト次第で導入できない設備があります。自動車整備工場だとしても、EV設備が無い可能性は考慮に入れておくべきです。設備が今の状態で導入ができるかは、居抜き物件を選ぶ際にポイントになってきます。リフォームが必要なら予算と相談して選定しましょう。

整備士が働きやすいか

整備士が働きやすい、動きやすい環境やレイアウトにすることも重要です。効率的に動けるレイアウトにすれば、ムダがなくなります。サービスの品質や効率性も向上。自動車整備士も、働きにくいレイアウトや環境下で仕事をしたいとは思いません。

自分ひとりだけでやりくりする小さな町工場レベルならオーナーが働きやすいレイアウトや環境にしても対応はできます。ただ、他の整備士を採用するなら配慮は必要です。また、働きやすい環境やレイアウトなら、疲れにくくなるため離職も防げます。

整備士が働きやすい環境やレイアウトでチェックしたいのは、作業エリアや収納スペースや洗浄スペースが効率的な配置になっているからどうかです。導線が短くなるレイアウトなら、整備士も満足してくれるでしょう。

ユーザーへの配慮があるか

整備工場を訪れるユーザーへの配慮も重要です。待合室やトイレが狭い・汚い・快適に過ごせないという状態ではユーザーの満足度は下がります。利用したくないと思われてしまうと、ユーザーが整備工場に二度と来ない可能性もありえます。

ユーザーが快適と思える環境を考えてみてください。広さや清潔さはもちろん、空調やWi-Fi、飲み物のサービスや雑誌などもあれば、作業が終わるまで快適に過ごせます。赤ちゃん連れのユーザーが来店することも考えれば、ベビーチェアも必要でしょう。

ユーザーへの配慮がなければ外観や内装がキレイで最新設備をそろえていても、思うような利益につながらない可能性があります。ユーザーが満足できるだけの快適環境を構築できれば、リピーターの獲得にもつながることでしょう。

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