車検のコバックに協力していただき、Zenkenが自動車整備工場の成功事例をご紹介する当サイト【成功無双】。
ここでは、ひとつの民間整備工場だった丸山自動車が、自動車に関する多くの事業を展開し、東京に進出も果たした軌跡をご紹介します。
25年以上前、東京でTOYOTAのディーラーで働いていた丸山現社長。
新潟に戻り、東京との設備などの差に愕然。
変わっていかなければ“置いていかれる”ことを感じる。
「車検のコバック」では、1976年より、愛知県豊田市を中心に直営店を展開。
中西社長も加盟の決めてにした、アフターフォローと人材育成のノウハウを余すところなく加盟店に伝授することで、地域No.1の店舗を実現します。
丸山社長 私が東京のTOYOTA自動車のディーラーとして働いていて、新潟に帰って来た時に、工場の設備も、扱っている車種も違って、ある意味都会との差に愕然としたんですね。
東京に後れをとっていてはいけないし、どんどん自動車整備業界も変わっていくんじゃないかと、当時社長を務めていた父と夜な夜な話したような気がします。 26年ほど前の話なのであいまいですが(笑)。
丸山社長 前社長である父が、全国の繁盛している整備工場を視察に行き、そこで出会ったのが、豊田市の株式会社コバックでした。
私はその時は行かなかったのですが、父は、整備工場にお客様があふれている光景を目の当たりにして、「これからはこういう風になっていくんだ」という直感みたいなものがあったそうです。
その場で仮契約を交わしたと聞いています。
丸山社長 昔の整備工場では、引き取り納車が当たり前でした。お客様のご自宅、または会社に我々がお車を引き取りに行って、車検整備をして、またお届けするという。
これが当たり前だったのですが、コバックの本部は直接お客様がお店に、工場に来られるという、そこに感銘を受けたんじゃないですかね。今では当たり前の光景ですが。
丸山社長 もちろん、地元の組合の反対は激しかったです。
結果、組合を抜けましたが、冗談半分でコバックオープン当日は、何かあっては困るから、会社にみんなで泊まろうかと言っていたほどです。実際は泊まりませんでしたし、何もなかったのですが。そういう時代ですから、しょうがないですね。
社員の反対はそれほどなかったように記憶しています。
丸山社長 すぐ出ましたよ。年間約1千台の車検だったのが、オープン1年後には2千台いきましたから、もう倍ですよね。これはすごい伸びでしたね。
あんなにコツコツと長年をかけて1千台にたどり着いたのは何だったのかと(笑)。
丸山社長 そこはコバック本部の研修で学んだことを忠実に実行したことで、かなり効率化が図れました。元々その時代は残業は当たり前。コバック加盟前からすごく残業が増えたかというと、そうでもないです。
そこから改善に改善を重ねて、もちろん人員増加や設備の充実などの要素もありますが、現在残業は平均14時間程度になっています。
丸山社長 12~13年前から本格的に車の販売、車両販売を始めて、その拡大が77億の売上のエンジンとなりました。
車検がしっかりと売上を上げてくれたからこそ、次の一手を考えることができました。
我々のビジネスはすべて繋がっています。車の販売をすれば必ず車検が付いてくる、保険のチャンスもある、板金塗装のチャンスもある。
この25年でエリアでは「丸山自動車の車検」はある程度認知が取れていると感じていますので、これからの10年・20年は販売の方も力を入れながら、車検も伸ばしていきたいと思っています。
丸山社長 エリアを拡大するべく、M&Aでコバック品川店をオープンしました。新潟・関東・東京と、エリアも拡大しながら伸ばしていきたいと思っています。
丸山社長 整備工場に研修とか教育という概念がなかったので、やっぱり会社が良くなるためには、社員の教育。これが必須だというのは、コバック加盟によって学びました。
教育なしでは会社は良くならない。そこをやると、逆に差別化になって、会社って良くなるんだなということを学ばせていただきましたね。
丸山社長 はい、加盟店が我々の工場、店舗を見学に来ていただいているような仕組みを本部の方で作っていて。
コバックでは、「加盟店は仲間」という感覚が強いので、加盟店に見学に行くこともありますし、受け入れる方も積極的に行っています。
自分たちの会社だから、他社が見学に来るんだと、社員たちが誇りを持って働ける一翼を担っていますし、受け入れ準備などで成長する機会にもなっています。
こういった機会も、加盟したからこそなので、26年前の選択は間違っていなかったと感じます。
車検の台数増加に伴う利益を使い、「川上商材」へアプローチを強めたことが、ここまで売上を伸ばした最大要因。
同時に、社員教育の必要性に、コバック加盟してすぐに気づき、26年かけて人材育成を強化したことにより、多店舗展開・他社との差別化が可能になった。
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「車検のコバック」では、1976年より、愛知県豊田市を中心に直営店を展開。
中西社長も加盟の決めてにした、アフターフォローと人材育成のノウハウを余すところなく加盟店に伝授することで、地域No.1の店舗を実現します。
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経営者の声を聞くにあたり、車検のコバックに協力を依頼し、成功経営者のみなさまをご紹介していただきました。