車検のコバックに協力していただき、Zenkenが自動車整備工場の成功事例をご紹介する当サイト【成功無双】。
ディーラー車検に遜色のない内容の車検を高生産したいと考え、フランチャイズの加盟を決意。
当初はメカニックにフランチャイズへの抵抗感があったそうですが、現在は「地域No.1の誇りと自覚」が芽生えてきているそうです。
サービス拡充に伴い、高生産・高品質で回せる車検のシステムを探していた
「車検のコバック」では、1976年より、愛知県豊田市を中心に直営店を展開。
中西社長も加盟の決めてにした、アフターフォローと人材育成のノウハウを余すところなく加盟店に伝授することで、地域No.1の店舗を実現します。
山口社長 僕がまだ車販の店長を務めていたとき、1,000台ほどで頭打ちになっていた車検を拡大するために、メンテナンスパックの販売を開始するという施策を実行することになりました。
そうすると、車検が戻ってくる台数に対応できるようにしたいと考え、高生産で車検を回す必要が出てくるわけです。
そのときに、車検を高生産で回すノウハウを持っているフランチャイズに加盟しようという流れになったことが発端です。
山口社長 フランチャイズを色々比較した上で、確かに短時間で車検を回していくのは“こなしていく”という意味ではいいのですが、スズキのディーラーとして、地域密着でお客様と次の車検もまた繋がっていくということを大切に考えました。
高生産とお客様とのコミュニケーションのバランスを考え、一番ディーラー車検に近いと思えたコバックを選びました。
山口社長 ありました。メカニック側としては、正規ディーラーであることに誇りをもって仕事をしてくれていたので、その分、「コバックの車検と一緒にしないでくれ」くらいの認識を持っていたメンバーが多かったと認識しています。
山口社長 本部のKC(※コバックFCで契約できるコンサルのこと)がオープン前から来てくれていたので、一緒にコバック車検の良さだったり、やり方だったりを伝え続けて、徐々に浸透させていきました。
支店ごと新しい拠点に移転することもあって、十分な助走期間を設けることができたんです。
移転してオープンする前にはみんな納得してくれて、コバック加盟で辞めた人はいなかったですね。
KCが定期的に支援してくれたというのは、会社としても私自身としても、とても大きかったです。
今でも経営のこと、社内のこと、人間関係のこと…どんなことでも相談できて、社員との間に入っていただくこともあるのですが、本当に二人三脚でしっかりやっていこうと感じられるのがコバックのいいところですね。
山口社長 最初はシステムを学んでも、まだ身に付いていないので、残業残業になってしまい、翌年にはメカニックの数を増員しました。
ただ人員を増やしても、車検が増えるスピードに追い付けない時期もありました。
システムに慣れていったこともありますが、社内でも日常の流れを改善していくことを年単位で繰り返し、現在は4,000台まで車検も増えましたが、5時半にはほとんどのメカニックが帰ることができています。
山口社長 横の繋がりですね。エリア会議やブロック会議などを通して、他の加盟店とコミュニケーションを取って、経営のヒントをもらっています。
新しいことを始めるときに情報交換をすることもありますし、お互いに視察に行ったり来たりして切磋琢磨していけるのがいいですよね。
自分たちはディーラースタートですが、整備工場からスタートしている会社さんもあるので、流れや考え方に多様性があって、それも良い刺激やヒントになります。
山口社長 一拠点でこれだけの数を生産している工場は全国で見ても、ごく少数です。
その結果、「どう考えたって自分たちが地域で一番だ」という自覚を皆が持ち始めてくれているのを感じています。
今日のインタビューもそうですけれど、「コバックから、優良店としてインタビューに選ばれたよ」というようなことを、社員にも日頃から伝えたりするので、スタッフと話していると、「うちくらいの規模になったら、こういうのをやった方がいいんじゃないですか」と、提案を受けることもあって、自覚が芽生えているんだなと嬉しくなりますね。
山口社長 「こんなサービス始めてよ」という要望は、あれもこれもになってしまいます(笑)。
僕がコバックに求めるのは、店舗数も知名度も認知度も1位なので、No.1らしく、ずっと業界の先頭を走り続けるような組織であってほしいなと思います。 コバックが動いたら周りが動くみたいな。そういう期待をしております。
その知名度は、本部と加盟店が作り上げてきたもの。FC加盟して、すぐに車検台数が伸びるというのは、その歴史を積み上げてきた本部と加盟店の方々があってこそだと認識しています。
自分たちも、その一員だという自覚を持って、より良い会社に成長していきたいです。
山口社長 人数も増えてきましたし、頑張ってくれているスタッフも多いので、世の中の情勢は厳しくとも、新規出店をしたいと考えています。
そうやって、次の店長だったり、次のリーダーだったり、スタッフがステップアップできる環境、チャレンジしていけるような会社にしていきたいというのは、すごく考えています。
コバックの名前に抵抗を示していたスタッフを無視するのでも、説得するのでもなく、良さを伝えていくことで寄り添っていった車検のコバック茅ヶ崎。
何かを始めるときに、トップダウンで行う必要がある場合も、もちろん会社としては存在します。 その判断はとても大切ですが、今回は時間をかけた(環境的に時間をかけることが正解だった)と感じました。
また、導入してからも人員の増強、環境整備のためのPDCAにも、しっかりと取り組まれています。
結果、スタッフが誇りと自覚を持って働ける環境になり、会社もスタッフもWin-Win。 どんなにいいシステムやツールを入れても、働く人の“心”をおろそかにしてはいけないということを学べる事例です。
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「車検のコバック」では、1976年より、愛知県豊田市を中心に直営店を展開。
中西社長も加盟の決めてにした、アフターフォローと人材育成のノウハウを余すところなく加盟店に伝授することで、地域No.1の店舗を実現します。
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当サイトでは、「整備士不足」「自動車製造技術の進化に伴う整備の難易度上昇」「若者の車離れ」など、多くの課題を抱える自動車整備業界で、現在成功している経営者のリアルな声を集めて掲載しています。
ぜひ、自社の課題と似た課題を抱えている会社の事例を参考にしてください。
経営者の声を聞くにあたり、車検のコバックに協力を依頼し、成功経営者のみなさまをご紹介していただきました。